
CIC(本社:東京都港区虎ノ門、創業者兼 CEO : ティム・ロウ )は福岡県ベンチャービジネス協議会(事務局:福岡県スタートアップ推進課内)と連携し、「福岡県スタートアップアクセラレーションプログラム ISSIN 2025」を運営いたします。
海外市場への展開、マーケティング戦略、資金調達面などで課題を抱える福岡県(以降、「県」という。)内で活動するスタートアップに対し、伴走支援することで、VC・投資家等からの資金調達を達成し、更なる成長拡大を促すことを目的とします。
今回、参加スタートアップの募集を次の概要の通り開始いたしました。
【主催】福岡県ベンチャービジネス支援協議会
【事務局】CIC Institute
1.事業目的
海外市場への展開、マーケティング戦略、資金調達面などで課題を抱える福岡県(以降、「県」という。)内で活動するスタートアップに対し、伴走支援することで、VC・投資家等からの資金調達を達成し、更なる成長拡大を促すことを目的とする。
2. 募集期間
2025年9月5日(金)〜2025年9月24日(水)23:59まで
3.応募資格
以下の要件を全て満たすこと。
- 県内に本社若しくは事業所を有すること
- 事業開始後、概ね10年未満または第二創業などを目指す事業者であること
- 将来的なエグジット(IPO、M&A)を見据えていること
- 以下のいずれかに該当するスタートアップ
- シリーズA未満の優れた技術やアイデンティティを有しているスタートアップ(国内市場向けスタートアップ)
- シリーズB未満の海外市場を見据えた製品・サービスを有しているスタートアップ(海外市場向けスタートアップ)
- プログラムにおけるキックオフ、中間報告会、デモデイなど各種イベント、メンタリングなどへの参加ができること
4.採択数
4社程度
5.プログラム概要
(1)スケジュール(予定)
① キックオフ
個別キックオフ:2025年10月初旬
全体キックオフ:2025年10月23日(木)
② アクセラレーション支援集中期間:2025年10月初旬〜2026年3月中旬
個別キックオフ後、随時、専門家とのマッチング・メンタリングや事務局による伴走支援を実施
③ 中間報告会:2025年12月後半
開催地は、CIC Tokyo(東京都港区)の予定(旅費は採択スタートアップの自己負担)。
アクセラレーションプログラムの折り返し地点として、12月下旬に中間報告会を開催し、ブラッシュアップした事業と本プログラムの進捗状況のプレゼンテーションを実施。
④ デモデイ:2026年3月19日(木)
開催地は、CIC Fukuoka(福岡県福岡市)の予定。
アクセラレーションプログラムの最終成果報告会として、投資家・VCを含む審査員の前で、ブラッシュアップした事業のプレゼンテーションを実施。

(2)支援内容
① 事業計画ブラッシュアップ
①-1 事務局メンタリング
事務局の支援専門人材がスタートアップや起業家との定期的な議論を通じ、課題の整理・特定や解決策の案出をサポート。並行して、支援対象者の支援計画を随時ニーズに合わせ更新する。支援期間の間、1か月に1度程度の頻度で1時間程度のオンライン面談を実施する(頻度等は対象者の負担を考慮し決定する)。
①-2 外部メンターによるスポットメンタリング
事務局メンタリングを通して見出された課題のうち、高い専門性や個別性の高い実務経験の求められる課題については、外部メンターネットワークから適切な人材を選定・マッチングし助言を得る。
<支援テーマ例>
- 事業開発(例:ターゲット市場仮説構築支援、仮説検証方法アドバイス)
- 会計(例:資金調達マイルストーンの設定方法・セカンドオピニオン)
- 法務・知財(例:知財申請地域・時期のアドバイス)
- 人事・組織(例:組織ミッション・ビジョン・バリューの策定アドバイス、JOB ・DESCRIPTIONの助言)
- 規制・政策(例:技術の社会実装に向けて必要な規制要件の緩和と官公庁コミュニケーション方針の助言)
- 広報(例:プレスリリースの効果的な発出方法の助言)
- グローバル事業開発(例:海外特定地域における販路開拓の助言)
- 先輩起業家からの知見・マインドセットの共有
② VC等とのゴール設計&面談等による資金調達 適切なVCをスタートアップに紹介することに加え、事前にVCによる資本政策・事業計画に関するメンタリングを実施することによって、VCの着眼点理解と対策を支援する。 <形式の例>
- VCによる資本政策・事業計画などに関するメンタリングの実施
- 個別の紹介・オンライン面談
- キックオフ・中間報告会・デモデイでの引き合わせ
③ インプットセミナー 参加するスタートアップのニーズに応じて、分野横断的または各分野の特徴を踏まえ、セミナー(勉強会)を実施する。(計3回)
<セミナーテーマ例>
- 人材採用・組織構築
- 海外展開
- 資本政策
- 知財
- 資金調達
④ 海外展開支援(海外展開向けの成長加速プログラムを、追加で希望する企業のみを対象とする) 海外展開に向けて、事業戦略の解像度の向上及び海外パートナーとの効果的な商談に向け次の支援を実施する。
- メンタリング
市場調査とターゲット市場の策定、進出先の市場やビジネス慣習に合わせた、事業計画・資金政策の策定などに対する専門家の助言等 - インプットセミナー
業界別海外マーケット情報セミナー、海外マーケットでの人材採用・組織構築や法務に関するセミナー等 - 英語ピッチトレーニング
個別英語ピッチトレーニングを対面、若しくはオンラインで実施 - 海外展示会出展支援
展示会選定、応募書類作成サポート、出展効果最大化のための現地パートナー候補のソーシング・事前紹介、展示物制作に対する助言等
⑤ 参加者同士の交流 インプットセミナー、キックオフ、中間報告会、最終デモデイを対面開催(ハイブリッド開催含む)し、意見交換、相互フィードバック、ピアプレッシャーの機会を設ける。
<支援の概観>

(3)参加費
無料
6.応募方法
(1)応募書類
① 応募様式
Googleフォーム 応募フォームURL:https://forms.gle/V4EhGQi1kam1uPNQA
② 項目
前項指定のフォームにより、次の項目等を記載、及びファイルのアップロードをし、応募書類を作成する。
- 海外展開向けの成長加速プログラムの希望有無
- 属性(法人名、起業年、資金調達状況、代表者、、応募担当者、HP、事業概要 等)
- ピッチ資料(事業(構想)の概要、事業の背景(社会課題等)、市場規模、技術シーズ、ビジネスモデル、チーム、将来事業計画、海外展開計画等の情報が分かるスライド。20ページ以内。PDF、またはPPTX形式)
- 応募理由
- その他
(2)応募受付締め切り
2025年9月24日(水)23:59
7.審査選考
(1)審査方法
事務局は応募書類を確認・受付し、選考審査会にて採点審査する。選考審査会は非公開かつ書面で開催する。ただし、必要に応じて書類審査を通過した応募者を対象に面接審査を加えて実施する場合がある。選考審査会の採点に基づき協議会と事務局で協議し、採択スタートアップを決定する。
(2)審査基準
次の項目により審査する。
評価項目 | 評価内容 |
市場性 | ○ 参入する市場は、大きな規模が見込まれるか |
競争優位性 | ○ 技術・事業内容・製品等に独創性や新規性があるのか ○ 競合他社に対する優位性を確保できているか |
実施体制 | ○ 技術・経営両面で長期コミットするメンバーを有しているか |
事業計画の実現可能性 | ○ 必要な資金・人材・リソースを確保する見込みがあるか ○ マイルストーンや収益計画が現実的かつ実行可能であるか |
支援可能性 | ○ ステージフィットしているか(事業ステージはプログラムで提供する支援を有効活用できるステージか) ○ コーチャビリティが高いか(プログラムで提供される支援や機会を有効活用する意思があるか) |
海外展開の実現可能性 ※海外展開向けの成長加速プログラムを希望する場合のみ審査項目とする | ○ 想定展開市場との親和性・体制・意欲 |
8.募集、選考のスケジュール
(1) 募集期間
2025年9月5日(金)〜2025年9月24日(水)23:59a
募集説明会 |
(2) 応募期限
2025年9月24日(水)23:59(事務局必着)
(3) 選考結果の通知
2025年9月下旬(予定)
9.応募に係る留意事項
- 採択スタートアップにはキックオフ、中間報告会、デモデイ(成果発表会)等への参加、本事業の実施状況や成果に関する調査への回答が求められます。
- 応募に際してかかる経費等は、応募者ご自身の負担となります。手数料等はかかりません。
- 以下の場合には、審査対象外とさせていただきますので、予めご了承ください。また、本プログラム実施中に判明した場合は打ち切りとさせていただきます。この場合、応募者に生じた損害について、事務局は一切責任を負いません。 ○ 応募者が応募資格に該当しない場合
- 応募内容に重大な不備がある場合
- 応募者が、応募に際して虚偽の情報を記載した場合
- 事務局の案内に対して適切な対応をしなかった場合
- 応募内容の確認、追加資料のお願いなど事務局から応募者に対してご連絡をさせていただくことがあります。
- 未公開特許の情報や営業上の秘密などの機密情報等は応募資料へ記載しないようお願いします。
- 協議会、本運営事務局及び事務局から委託を受けて本事業を実施する事業者等は、当該事業への応募においてご提出いただいた採択スタートアップの情報を適切に管理するとともに、当該事業のために共有・活用します。なお、当該事業により支援するスタートアップ及びその製品の情報や各種写真等については、本事業の広報等に活用する場合があります。
- 本要項に定めのない事項が発生した場合は、協議会、事務局及び採択スタートアップで協議の上、その対応を決定するものとします。
10.事務局、プログラムについての問い合わせ先
CIC Japan Innovation Services合同会社 CIC Institute内
福岡県 2025年度スタートアップアクセラレーションプログラムISSIN担当
電子メール fukuoka-issin@cic.com