
CIC Institute(運営:CIC Japan Innovation Services合同会社、本社:東京都港区虎ノ門、創業者兼CEO ティム・ロウ)は、千葉県から委託を受け、革新的ベンチャー企業成長促進プログラムの支援対象企業の公募を開始します。
本プログラムの採択企業には、メンタリング、マッチング、セミナーなど、CICの有する国内外のネットワークや千葉県内の支援機関のリソースを活用し、採択企業のニーズに合わせたテーラーメイドの支援が提供されます。
【主催者】
千葉県
1.事業目的 |
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これまでにない新たな技術やアイデアを有するものの、事業化を図る上で必要となるマーケティング戦略や知財保護などの課題を抱えるスタートアップ企業に対し、地域経済をけん引する企業へと成長を促すための短期集中的な伴走支援を行う。 |
2.応募資格 |
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支援対象とする企業は、以下の全ての要件を満たす企業とする。なお、以前に本事業に応募し採択・不採択となった企業の応募を妨げるものではない。 |
① 千葉県内に本社若しくは事業所を有する法人または個人 |
② 事業分野は問わないが、これまでにない革新的な技術・アイデアを有するもの |
③ 成長を目指す企業であること |
④ 県税について、適正に申告し、滞納がないこと。 |
⑤ 千葉県暴力団排除条例(平成23年3月18日条例第4号)第2条に規定する暴力団又は暴力団員、同条例第9条第1項に規定する暴力団密接関係者に該当しないこと。 |
⑥ 法令又は公序良俗に反する若しくはそのおそれのあることが認められないこと。 |
過去採択者に対しては、今年度の応募有無にかかわらず、希望者に対して一定の継続的な支援を行う。
3.支援件数・支援期間・支援内容 |
(1)支援件数 | 革新的な技術・アイデアを有する者で有望なスタートアップや、法人および今後起業する可能性のある個人3〜5者程度 |
(2)支援期間 | 支援決定日(7月予定)〜2026年3月(支援期間終了後も、状況によりフォローアップを受けることも可能) |
8〜9ヶ月間程度 (支援回数は採択企業の希望・支援の進捗状況も踏まえて決定。なお、外部専門家による支援は原則2026年2月まで) | |
2024年度採択企業に対して、改めての応募の有無に関わらず採択企業のニーズに応じて、以下に例示される支援を一定程度提供する。 | |
・事務局とのフォローアップ面談 | |
・課題に対して、適切な専門家を紹介し助言 | |
・パートナー企業や投資家への個別紹介 | |
・本プログラム以外の、成長の加速や事業発展に資する他支援事業の紹介・応募支援 | |
・関連するイベントの紹介 | |
*2025年度採択企業が同内容のフォローアップを受けることを確約するものではありません。 | |
(3)採択企業への支援内容 | |
① スタートアップ経営・支援専門チーム(CIC Institute)による支援 | 支援対象者の専属メンターを配置し、現状分析及び事業課題の整理、取り組むべき事項などを定めた支援計画書を作成のうえ、毎月1回程度(頻度は採択企業の希望・支援の進捗状況も踏まえて決定)の定例面談、および事業計画などのメンタリングを提供する。 |
(支援内容例) | |
・事業課題整理・特定 (例:事業状況を踏まえた経営課題の取組み優先順位設定 | |
・ターゲット市場 (例:技術シーズに最適な市場・ビジネスモデルの特定) | |
・研究開発戦略 (例:ターゲット市場ニーズを踏まえた研究開発方針の設定) | |
・販売・マーケテイング戦略 (例:製品販路構築のための商談先アイデア案出) | |
・組織・人事戦略 (例:組織ゴールの設定、人材募集要件の定義) | |
・財務戦略 (例:資本政策のセカンドオピニオン提供) | |
② 外部専門家による支援 | 支援対象者の課題解決や各種支援ニーズに応えるため、必要に応じて、各分野・業界の事情に精通し専門的な知見を有する外部専門家による助言やその他の必要な支援を毎月1~2回程度行う。 |
(支援内容例) | |
・事業開発 (例:ターゲット市場仮説構築支援、仮説検証方法アドバイス) | |
・会計 (例:資金調達マイルストーンの設定方法・セカンドオピニオン) | |
・法務・知財 (例:知財申請地域・時期のアドバイス) | |
・人事・組織 (例:組織ミッション・ビジョン・バリューの策定アドバイス、JOB DESCRIPTIONの助言) | |
・規制・政策 (例:技術の社会実装に向けて必要な規制要件の緩和と官公庁コミュニケーション方針の助言) | |
・広報 (例:プレスリリースの効果的な発出方法の助言) | |
・グローバル事業開発 (例:海外特定地域における販路開拓の助言) | |
③ パートナー企業・投資家の紹介 | 支援対象者の課題や各種支援ニーズにマッチしたパートナー企業や投資家を紹介するとともに、連携が生まれるよう、必要な支援を行う。 |
(紹介例) | |
・共同研究パートナー (例:SBIRやムーンショット等の助成金における共同研究先候 補の紹介) | |
・資金調達パートナー (例:テクノロジー領域に知見を持つVC/CVC等の紹介) | |
・製品販売パートナー (例:製品や技術の導出先候補の紹介) | |
・グローバルパートナー (例:海外治験協力企業の紹介) | |
④ その他の支援 | ・テーマ特化イベントへの参加機会の提供 |
・インキュベーション施設のインキュベーションマネージャー、金融機関等(以下、「地域の支援機関」という)の紹介・支援 |
4.参加費 |
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無料 |
- プログラム参加に伴う通信費、プログラムに使用する資料など、本事業への参加に当たって発生する諸費用は、各応募者において負担すること。
5.応募書類の作成および提出 | |
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(1)提出書類 | |
① 応募様式 | 指定の電子フォームに必要事項を入力する |
② 役員構成 | 指定の電子フォームへ、指定のテンプレートのファイルをアップロードする |
③ ピッチ資料(様式自由) | 指定の電子フォームへファイルをアップロードする |
(1)自社サービスによって解決したい課題や顧客像 | |
(2)自社サービスによって提供する解決策 | |
(3)コアとなる技術および競合優位性 | |
(4)実績(引き合いやトラクション) | |
(5)中心となるメンバー | |
(6)事業計画 | |
(7)直面している課題・本事業で受けたい支援および本事業での達成目標 | |
が分かる資料(PPTX形式や他の形式のスライドをPDF化したものでも可、それ以外の形式は要事前相談)。 | |
本編は20枚以下とし、枚数がそれを超える場合には、付録または参考として本編の後に添付すること。本編以外についての枚数制限は設けない。 | |
(ただし、容量が15MBを超えるファイルの送付については、ファイルを添付しないメールを chiba-innovation@cic.com 宛に追加で送信し、事務局の返信をもって受信の確認を行うこと。) | |
(2)提出締め切り | 2025年5月30日(金)23:59 |
(3)提出方法・提出先 | 指定の電子フォームにて提出 |
ただし、環境により指定の電子フォームから提出ができない場合は、締め切りまでにchiba-innovation@cic.com へメールにて送付するものとする。 | |
(4)応募に関する問い合わせ先 | CIC Institute 千葉県革新的ベンチャー企業成長促進プログラム担当: chiba-innovation@cic.com |
応募の電子フォームはこちら
6.支援対象企業の選定方法 | |
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(1)審査方法 | 書類審査を実施した後、書類審査通過者に対して面接審査を実施し、有識者で構成される審査委員会の意見を踏まえ千葉県と事務局が採択企業を決定する。 |
(2)審査基準 | 応募のあった企業の中から、次の項目を総合的に勘案して、評価の高い企業を採択する。 |
評価項目 | 評価内容 |
①技術・事業の革新性、競争優位性 | ◯ 技術・事業内容・製品等に独創性や新規性があるのか ◯ 競合他者に対する優位性を確保できているか |
②事業有望性 | ◯ 参入する市場の規模が大きいか ◯ 大きく成長し、地域経済をけん引することが見込まれるビジネスモデルか ◯ 技術・経営両面で長期コミットするメンバーを有しているか ◯ 当該技術を活用した事業計画に実現可能性はあるか ◯ 急成長を目指すポテンシャルがあるか |
③支援可能性 | ◯ 申込者の事業ステージはプログラムで提供する支援を有効活用できるステージか ◯ 申込者はプログラムで提供される支援や機会を有効活用する意思があるか |
(3)選定結果の伝達 | 応募のあった者全員に対して、速やかに結果を伝達する。 |
7.事業スケジュール | |
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① 応募期間 | 2025年4月30日(水)〜2025年5月30日(金)(23:59まで) |
② 応募説明会 | 2025年5月7日(水)(オンライン) |
② 書類審査 | 2025年6月中旬 |
④ 面接審査(オンライン) | 2025年6月下旬 |
⑤ 選定結果の伝達・支援内容の決定 | 2025年7月上旬(予定) |
※落選者に対する通知・フィードバック等は実施しますが、審査経過・審査結果等に関する問い合わせには一切、応じることはしません。 | |
⑥ プログラムによる支援 | 2025年7月(予定)〜2026年3月末(予定) |
⑦ 成果発表会(デモデイ) | 2026年2月頃 |
応募説明会の詳細はこちら
8.応募に係る留意事項 |
- 採択企業にはキックオフミートアップや県内支援機関などとのマッチングイベント、デモデイ(成果発表会)等への参加、本事業の実施状況や成果に関する調査への回答が求められます。
- 以下の場合には、審査対象外とさせていただきますので、予めご了承ください。また、本プログラム実施中に判明した場合は打ち切りとさせていただきます。
応募者が応募資格に該当しない場合 | |
応募内容に不備がある場合 | |
応募者が、応募に際して虚偽の情報を記載又は千葉県や運営受託者に対して虚偽の申告を行った場合 | |
事務局の案内に対して適切な対応をしなかった場合 |
- 応募内容の確認、追加資料のお願いなど事務局から応募者に対してご連絡をさせていただくことがあります。
- プログラムの中で、長期的な支援も視野に入れ、地域の支援機関が支援企業のニーズに応じてメンタリングの同席等をすることがあります。
9.その他 | |
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(1)当該事業の実施見合わせ等 | 千葉県および事務局、採択企業の責に帰すことのできない事由によって、当該事業の全部または一部が中止・中断された場合、これによって採択企業に生じた損害について、千葉県および事務局は一切責任を負いません。 |
(2)参加申込後のキャンセル | 参加申込後、やむを得ない事情によりキャンセルされる場合は、書面をもって所定の手続きを行ってください。なお、この場合、採択企業に生ずる損害について、千葉県および事務局は一切責任を負いません。 |
(3)事務局の指示について | 本プログラムに選定された企業は、本要項で定めのない事項も含め、プログラム参加に関して千葉県及び事務局の指示に従うものとします。 |
なお、千葉県および事務局の求めに応じ、状況の報告・アンケートへの回答に協力いただく予定です。また、支援の終了後においても、資金調達額や継続商談の進捗など、状況を調査する場合がありますので可能な範囲で協力いただきます。 | |
※地域の支援機関からの推薦を受けている場合は、地域の支援機関にもご協力いただきます。 | |
(4)違反による参加の取りやめ | 千葉県および事務局は、採択企業が本要項に違反した場合、参加を取りやめることができるものとします。この場合、採択企業に生じた損害について、千葉県および事務局は一切責任を負いません。 |
(5)個人情報保護 | 千葉県、CIC Japan Innovation Services合同会社は、当該事業への応募において提出いただいた企業の機密情報・個人情報を適切に管理するとともに、目的を明確化した上で、当該事業のために共有・活用します。なお、当該事業により支援する企業および製品の情報や各種写真等については千葉県議会や報道機関等に公表する可能性がありますので、予めご了承ください。 |
(6)規定外事項 | 本要項に定めのない事項が発生した場合は、千葉県、事務局、応募・採択企業で協議の上、その対策を決定するものとします。 |
【本プログラムについて】
CIC Instituteは千葉県「革新的ベンチャー企業成長促進プログラム事業」の委託先として選定され、本プログラムを企画提案をしております。
【本プログラムについての問い合わせ先】
CIC Institute 千葉県 革新的ベンチャー企業成長促進プログラム担当:chiba-innovation@cic.com