100名を超える参加登録があった本イベント。カーボンニュートラルやESG投資への世界中の関心が高まる中、スタートアップでも環境・エネルギー分野の新たなテクノロジーやプロダクトが次々に登場しています。今回、CICのイベントに初登壇のスタートアップも多くみられ、CICがリードする環境・エネルギーコミュニティの広がりも感じられました。
今回は以下の企業と審査員にご参加いただき、CIC Tokyoのコワーキング割引券をかけて熱いピッチをしていただきました。
【登壇社一覧】
【審査員一覧】
風力発電メンテナンスロボ、フードロス対策、オフショア太陽電池などに関する事業が発表される中、1位と2位に輝いたのはAC Biode 久保 直嗣氏と株式会社イノカ 竹内 四季氏となりました。
AC Biodeは電池を交流充放電してモビリティなどに利用できる新しい電池を開発しており、同様の開発で課題になりやすい、容量不足や新開発に要するコストに対し、既存のシステムを利用して容量を上げることができるソリューションを提案しています。近い将来、ドローンなどへの実装を想定して開発を進めています。
2位に入賞したイノカ 竹内 氏には、サンゴの生態系を水槽で再現する技術についてピッチいただきました。20年後に消滅してしまうと言われているサンゴを都心で再現することにより、サンゴの研究がどこでもできるようになり、研究が進んだり、環境問題への意識を高めることができるとのことです。この技術は海外でも近年需要が高まっており、成長が見込まれる事業だと審査員からコメントもありました。
毎回、有望なスタートアップが集まるStartup Pitch@CICシリーズ。先月開催した「環境スタートアップ大賞」とはまた違った課題への挑戦をする企業が集まり、観覧にきた投資家などの大きな関心を集めていました。CIC Tokyoでは引き続き当分野のサポートと、コミュニティづくりを促進して参ります。
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