開催レポート「Hello Tomorrow Global Summit - Live in Tokyo」 3,500人が参加するディープテック領域の世界的イベントである、5日間開催の[Hello Tomorrow Global Summit]のうち、3日間をCIC Tokyoでストリーミングされました。ライスサイエンス、宇宙、スマートシティ、AI等についての対談・ピッチも行いました。
CICからのお知らせ

3,500人が参加するディープテック領域の世界的イベントである、[Hello Tomorrow Global Summit]のライブストリーミングイベントをCIC Tokyoで開催しました。ライスサイエンス、宇宙、スマートシティ、AI等、多岐に渡る5日間のプログラムのうち3日をCIC Tokyoでストリーミング。世界中のディープテックの専門家のプレゼンやスタートアップのピッチを特別に視聴できる貴重な機会となりました。

Day 1(11/16)
「HUMAN」をテーマに、ヘルスケアやバイオテックの領域にフォーカスした初日。まさに今続いているパンデミックについての考えや、人類の延命などに関し、倫理的な側面から目を背けずに専門家やスタートアップが意見を発表。人類の30年後を見据えた議論が展開されました。ピッチセッションではCirqle Biomedical(革新的な避妊薬)、TeleMedC(網膜診断デバイス)、  Cellsway(がん診断デバイス)といったスタートアップがピッチを行いました。

Day 2(11/18)
「SPACE(S)」と題したライブストリーミング二日目は、宇宙・空間をテーマにピッチや講演が行われました。地上で広がり続ける都市と、広がり続ける宇宙の距離を縮めるためのテクノロジーの可能性について多くのピッチが行われました。サイバーセキュリティや航空・宇宙をはじめとして、AM 4 AM(新材料・製造プロセス) 、Autonodyne(自動運転)、 Involi(ドローン制御)などがピッチコンペティションのファイナリストとして参加しました。

Pierre-Philippe Mathieu(欧州宇宙機関)、Guillaume Prigent(フランス国立宇宙研究センター)からは、「ディープテックアカデミー”AIと宇宙の新たなビジネスモデル”」と題した講演も行われました。

Day 3(11/20)
最終日は「WHAT’S NEXT?」がテーマ。気候変動からパンデミックまで、我々に迫る脅威に対し、どのようにディープテックが解決策を見出して行けるのか、専門家より熱い講演が行われました。Owen Gaffney氏(ポツダム気候影響研究所)より “越境:我々の地球とその限界”と言った講演や、 Jens Nielsen氏(BioInnovation Institiute CEO) から 微生物が与える暮らしへのインパクトに関する講演などテクノロジーと未来に関わるトピックが話されました。

Deep Techという切り口から我々の将来が垣間見えた3日間となり、会場ではフランス産のワインを片手に交流も行われました。