開催レポート「INNOVATION LEAGUE」ネットワーキング CIC Tokyoが連携する、スポーツ庁と「SPORTS TECH TOKYO」が共同で開催するスポーツイノベーション推進プログラム「INNOVATION LEAGUE」のオンラインネットワーキングイベントが2月3日に行われました。
CICからのお知らせ

INNOVATION LEAGUE」はスポーツ庁と、スポーツテックをテーマとしたグローバルアクセラレーションプログラム「SPORTS TECH TOKYO」がタッグを組み発足しました。当プログラムは、スポーツの成長産業化に向け、スポーツ界と他産業界との融合による新たな財・サービスの創造を目指すスポーツオープンイノベーションプラットフォームの構築を推進しています。2月3日、当プログラムのネットワーキングイベントがCIC Tokyoよりオンライン配信されました。

 

 

冒頭では、SPORTS TECH TOKYOプログラムオーナーの中嶋様からのINNOVATION LEAGUEのご説明に続き、CIC Tokyoディレクターの名倉よりCIC Tokyoのご紹介と、スポーツテック業界との連携への意気込をお話しさせていただきました。

第一部では、「スポーツ×テクノロジーの力でボーダーを越える」をテーマに、スポーツテック関連の事業を展開するスタートアップやベンチャーキャピタル間でパネルディスカッションが行われ、最新のeスポーツの紹介や今後の課題など、様々な事例が紹介されました。

登壇者:

株式会社ダーツライブ 代表取締役社長 桝本菊夫 氏
株式会社meleap CEO 福田浩士 氏
株式会社CYLOOK 代表取締役 甲山翔也 氏
East Venturesアソシエイト 福海道登 氏
スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付 参事官補佐 坂本 弘美 氏

ダーツライブの通信対戦を提供する株式会社ダーツライブ 桝本氏は、性別、年代、身体的障害を超えたスポーツとして今後の発展の可能性をプレゼンされ、株式会社meleap 福田氏は、VR上で体から発する「気」を使った全く新しいeスポーツをご紹介されました。

スポーツ業界全体の課題として、持続可能な収益モデルや、オリンピック後にどのような発展が見込まれるか、についても触れられました。

第二部は、視聴者がそれぞれ視聴・ネットワーキングをしたいセッションに参加する「ラウンドテーブルセッション」形式で開催されました。スポーツビジネス・スポーツテックの動向や事業開発のポイント等の紹介が各グループで行われ、関係者間のネットワーキングを行いました。

テーマ一覧

  • アスリートを起点にした事業開発とその実情
  • 弁護士から見たスポーツビジネスとその可能性、コロナ禍で見えた本質的な課題と新たな課題
  • eスポーツ界のトップランナーに聞く、eスポーツの進化と可能性
  • 投資家から見たスポーツテック領域の動向
  • スポーツを活用した地域創生~社会的価値の可視化へのチャレンジ~

各セッションの最後には登壇者の連絡先が視聴者と交換され、質疑応答もセッション中に活発に行われました。

CIC Tokyoはスポーツでイノベーションを起こそうとする起業家やスタートアップの方のネットワーキング構築にも力を入れており、INNOVATION LEAGUEとも引き続き連携して参ります。

今回はコロナ禍でオンライン開催となりましたが、次回のネットワーキングイベントは、CIC Tokyoで、リアルで参加者にお会いできることを願っております。