開催レポート:日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ BEYOND DISTANCE 第4期キックオフ 社会課題に挑むスタートアップを対象とした起業支援プログラム「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ BEYOND DISTANCE」の第4期のキックオフが3月3日にCIC Tokyoで実施されました。
CICからのお知らせ

社会課題に挑むスタートアップを対象とした起業支援プログラム「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ BEYOND DISTANCE」の第4期のキックオフが3月3日にCIC Tokyoで実施されました。本プログラムは、アジア・イスラエル中心にアクセラレーター・イノベーション・プログラムを展開するImpacTech(一般社団法人ImpacTech Japan、所在地:東京都渋谷区)と日本財団(所在地:東京都港区)が主催するものです。3月4日に公表された参加チームは3月から約4ヶ月のプログラムを通して、自らのビジネスを磨き上げ、6月に開催されるデモデイにてその成果を発表します。

3月3日のキックオフでは、メインオーガナイザーであるImpactechのカントリーマネージャーである多良家ファラ氏からプログラム全体のインストラクションが行われました。本プログラムでは参加するスタートアップはプログラム期間中様々なワークショップや講義に参加するとともに、多くのメンターやサポート企業の支援、参加者同士のコミュニティ構築を通して、6月のデモデイまでに事業計画を磨き上げます。

キックオフではImpacTechの本部があるシンガポールからImpacTechのメンバーがオンラインで参加しました。なお、本プログラムは日英のバイリンガルで行われ、日英のどちらか片方しか話せない方も参加可能なプログラムになっています。

前半の最後には日本財団の経営企画広報部 ソーシャルイノベーション推進チームチームリーダー 花岡隼人氏からソーシャル・チェンジ・メーカーズ設立の経緯や参加するスタートアップにかける期待をお話しされました。

後半には、今回採択された14社のスタートアップからのピッチが行われました。障がいをもった子供達の成長モニタリングシステムを開発するEASPE Inc.、妊活と女性のためのリモートヘルスケアサービスを開発するFlora Co., Ltd.など社会課題に取り組む起業家から事業内容が発表され、採択されたスタートアップがお互いを知る機会にもなりました。今回採択されたスタートアップはこちらからご覧になれます

どれも非常に社会的意義のあるビジネスであり、それらに取り組む起業家達に対し、ImpacTechが提供する充実したプログラムとネットワークによる支援が行われます。ここから人々の暮らしをよくし、困難な課題を解決していくイノベーションが産まれる手応えを感じました。なお、日本財団様ではスタートアップ支援プロジェクトを行っており、社会起業家の皆様は是非一度ご覧いただければと思います。