Cambridge Innovation Center(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市、CEO デニース・メドレンカ、以下、CIC)は、Chief Innovation Officer and President, CIC Catalyst ビクター・ムラスのもと、都市や産業のイノベーション・エコシステム構築を専門とする拠点横断のプロフェッショナル・ユニット「CIC Catalyst」を本格始動します。
今回の始動に際し、これまで米国・欧州・中東・日本で個別に展開してきたスタートアップ支援、イノベーション拠点の設計・デザインのアドバイザリー、エコシステム構築支援などの各専門チームを統合いたします。この組織再編により、CICが世界各地で蓄積してきた知見とネットワークを一つのプラットフォームに集約し、イノベーションを加速させる「触媒(Catalyst)」として、より強固な体制となります。
日本においては、これまで「CIC Institute」として、400社を超える国内外のディープテック・スタートアップの成長を支援するとともに、特定の産業分野に特化した複数のコミュニティ構築において確かな実績を積み上げてきました。組織再編を機に、これまでの豊富な実績・経験とネットワークに、欧米が誇る高度な戦略的アドバイザリー機能を融合させ、新たに「CIC Catalyst APAC」として再始動いたします。
私たちは日本をアジア地域における最重要拠点と位置付け、日本の強固なイノベーション・エコシステムを直接世界へとつなぎ、サイエンスとテクノロジーが世界規模でインパクトを創出するための戦略を、強力に実行してまいります。
またこれに伴い、日本拠点のCatalyst APAC パートナーに槌屋詩野、Chief of Staff にユウキ・ペータースが就任いたします。今後、「CIC Catalyst」のアジア唯一の拠点として体制増強を加速するとともに、「グローバル展開における複雑性やリスクへの懸念」「着手領域や優先順位の不明確さ」「情報収集・活動基盤構築に関するニーズ」といった課題を有する事業会社、政府自治体、大学、スタートアップ、投資家向けのグローバルサポートを展開いたします。
「CIC Catalyst」は、スタートアップのみでなく、事業会社、政府自治体、大学・研究機関、投資家など、未来を創る多様なステークホルダーと連携し、下記アクティビティを提供します。
■ 戦略およびエコシステム設計 Strategy & Ecosystem Design
政府・自治体や都市開発を行う事業会社を対象としたイノベーション戦略の策定、エコシステム構築におけるコンサルティング(イノベーション拠点の集積地/クラスターの形成)
■ スタートアップのアクセラレーション & 社会実装支援 Startup Acceleration & Commercialization
スタートアップを対象とした、事業成長加速支援(アクセラレーション)および、商用化・社会実装の支援
■ プログラムおよびプラットフォーム構築 Programs & Platforms
スタートアップや研究者との協業を目指す自治体や事業会社等に対して、カスタマイズのプログラムを設計(アクセラレーション、オープンイノベーション、アワードプログラム等)
特定産業に特化したコミュニティ・クラスターの形成
■ 海外市場およびスタートアップ調査・接点形成 Market Access & Startup Connection
海外のスタートアップや研究者との協業を目指す自治体や事業会社等に対して、特定地域・マーケットにおける、スタートアップのソーシング(発掘)およびマッチング支援
日本のスタートアップ・エコシステムは今、世界の主要なイノベーション拠点とのかつてない連携が進む、重要な転換期にあります。日本を「CIC Catalyst」のアジアにおける戦略的拠点と定めることで、この地域全体のイノベーション・エコシステムの支援と拡大をさらに強化してまいります。
今後、「CIC Catalyst」はディープテック・スタートアップの躍進と、未来を形作る産業クラスターの育成に注力します。大学からグローバルな投資家に至るまで、多様なステークホルダーを繋ぐことで、競争力のあるボーダレスなイノベーションの基盤を構築します。日本拠点が、アジア太平洋地域全体の変革的な成長を促す加速装置(アクセラレーター)となることを確信しています。
また、槌屋とペータースをチームに迎えることができ、大変嬉しく思います。私たちは一丸となって、パートナーの皆さまがスピード感を持って複雑な課題を乗り越え、最先端のイノベーションを牽引できるよう、信頼される実践的な枠組みを提供してまいります。
日本では東京・福岡、そして5月に開設する大阪と、拠点(ハード面)が3つに拡充されました。今回の発表により、日本は戦略(ソフト面)においても重要な拠点となります。
今後CICは、各地域の経済に根ざしたスタートアップ支援プログラムを開発するだけでなく、世界の主要都市のエコシステムを国際的に繋いでいく役割を担います。
日本という戦略的拠点に、米国・南米・欧州・中東を網羅する「CIC Catalyst」チームが加わることで、日本のエコシステムがより活性化し、新たな機会が次々と生まれることを期待しています。
優れたハブは、世界有数のイノベーターや戦略的資本を引き寄せる重要な役割を果たします。「CIC Catalyst」への参画を通じて、グローバルなエコシステムの構想を、将来のイノベーションおよび産業発展を牽引する実行力へと変えていくことに、大きな期待を寄せています。
【CIC Catalyst について】
「CIC Catalyst(シーアイシー・カタリスト)」は、CICにおけるイノベーション・コンサルティングおよびスタートアップの成長支援を行う組織です。事業会社、投資家、政府機関、大学研究機関等と連携し、最先端のテクノロジーを持つスタートアップの創出・スケールアップ、およびエコシステム構築を支援しています。これまでに、グローバルで100以上のプログラムを提供し、700社を超えるスタートアップ企業の事業成長や海外展開を支援してきました。支援したスタートアップが調達した資金は累計170億ドル(約2.5兆円)に達しています。また、17のイノベーション地区の活性化に向けたコンサルティング・アドバイザリーを実施しています。
⚫︎ CIC Catalyst APAC Website:
https://jp.cic.com/innovation-program/
⚫︎ CIC Catalyst Global:
https://cic.com/catalyst/
⚫︎ お問い合わせ:
project.tokyo@cic.com

【CIC について】
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CIC Japanは、2020年10月にアジア初の拠点としてCIC Tokyoを開設し、2025年4月にはCIC Fukuokaを開設。現在、日本では東京・福岡の2拠点を運営しています。
24時間365日利用可能で、日本語・英語の両方に対応したシェアオフィスをはじめ、専門性の高いスタートアップ支援プログラムや多彩なイベントを通じて、イノベーションの創出と成長を支えるプラットフォームを提供。専門知識を持つスタッフによるハンズオン型支援プログラムは国内外でも高く評価されており、多くのスタートアップの成長を後押しする支援体制を構築しています。日本においては、グローバルネットワークの拡充、ディープテック領域の支援、ダイバーシティの推進に注力し、日本と世界のイノベーションエコシステムをつなぐ架け橋としての役割を担っています。
さらに2026年5月には、大阪・中之島の「Nakanoshima Qross」に、ライフサイエンス特化型キャンパス「Osaka Life Science Nexus by Nippon Life and CIC(O-Nexus)」を開設予定です。