CIC Japan(本社:東京都港区虎ノ門、CEO:デニース・メドレンカ)が運営するイノベーション拠点CIC Fukuoka は、2026 年 3 月 24 日 (火) に記者会見を実施し、開業初年度の活動成果報告ならびに新ゼネラル・マネージャーの就任および第2期の成長戦略について発表いたしました。
開業から 1 年、CIC Fukuoka は単なるワークスペースの枠を超え、スタートアップ、大企業、行政、大学・研究機関、投資家が集う「エコシステム」として福岡最大級のイノベーションハブへと成長を遂げました。この度、創業期を牽引した清水邦彦に代わり、新たに鳥越正則がゼネラル・マネージャーに就任し、さらなるコミュニティの拡張とイノベーションの創出を加速させてまいります。
(左)現ゼネラル・マネージャー清水邦彦(右)新ゼネラル・マネージャー鳥越正則
初年度の軌跡:多様なプレイヤーが交わる福岡最大級のエコシステムへ
現ゼネラル・マネージャーの清水より、初年度の成果が報告され、開業からわずか 1 年で総入居企業数は想定を上回る 135 社に達しました。そのうち過半数を占める 74 社がスタートアップ企業であり、独自の熱量を帯びたエコシステムが形成されています 。さらに、女性起業家(16 社)や海外系企業(19 社)も多数参画し、多様性に富んだコミュニティへと成長しています 。

また、コミュニティの活発な交流として、年間 200回を超える CIC 内イベントや、累計7,800 人以上を動員した「Thursday Gathering」を実施し、NPS(顧客推奨度)は 55(Excellent)という極めて高い評価を獲得。さらに、福岡市・福岡県との包括連携協定( MOU )による強力な支援体制の構築をはじめ、「 Ramen Tech 」などの大型イベントや、アジア各国とのグローバルイベントを通じ、地域と世界を繋ぐイノベーションの波を巻き起こしています。
※2026 年 3 月時点のデータ

新体制への移行:次なる成長戦略と全国・グローバル展開
新たにゼネラル・マネージャーに就任した鳥越は、CIC Fukuoka の「次のステージ」に向けた成長戦略を発表しました。現在確立している「福岡最大級のイノベーションハブ」というポジションを基盤に、「拡張性」と「コミュニティ密度の向上」を両軸とした成長を推進し、さらなる進化を目指します。このビジョンを具現化し、エコシステムを次のフェーズへと加速させるため、具体的に以下の 4 つの戦略を展開してまいります。
戦略①「九州‧沖縄へ」
福岡で培ったコミュニティの熱量を九州全域および沖縄へと広げ、大分県との出向協定による連携強化をモデルケースとし、広域での起業家育成エコシステムの構築を進めてまいります。
戦略②「コミュニティ深化」
これまで取り組んできたクリエイティブ分野や環境・エネルギー領域に加え、九州の豊かな食資源とテクノロジーを掛け合わせた新たなクラスター「 Food & AgriTech 」分野を立ち上げ、地域特性を活かしながら、グローバルな社会課題の解決に貢献していきます。
戦略③「全国へ」
福岡発のイノベーションを日本各地へと広げるべく、2026 年 5 月に開設予定の大阪拠点「 O-Nexus 」、ならびに東京拠点「 CIC Tokyo 」との連携を強化し、スタートアップの成長と全国展開を支える基盤づくりを進めます。
戦略④「出会いの設計」
イノベーションの起点となる「予期せぬ出会い」を最大化するため、廊下やカフェ、共有スペースなどの動線設計と仕掛けにより、自然な会話と交流を生み出します 。多様なプレイヤーを物理的に近づけることで、熱量の高い「密な」空間を維持し、イノベーションが連鎖するネットワークを構築します。
エコシステム全域を巻き込む「1周年記念イベント」の開催
これまでの1年間の集大成、そして次なる飛躍への起点として、2026 年 4 月 23 日(木)に「 CIC Fukuoka 1 周年イベント」を開催いたします 。本イベントは、スタートアップ、大企業、行政、大学・研究機関(アカデミア)、投資家(VC)というエコシステムを構成する全 5 プレイヤーが一堂に会し、ピッチ登壇を行う象徴的な場となります。
詳細につきましては、イベントページ
(https://cic-fukuoka-1year-anniversary.peatix.com/view)よりご確認ください 。
鳥越正則 略歴
米カリフォルニア州のカレッジ卒業後、日本発唯一の国際クレジットカードブランド事業社での経験を経て世界最大のワークスペースプロバイダーであるIWGグループにてエリアセールスマネージャーを歴任。九州エリアにおいて複数ブランドの新規ビジネスセンターの立ち上げおよび事業拡大に携わる。 2026年4月よりCICに参画。
CIC Fukuoka について
CIC Fukuoka は、CIC Japan が東京に次ぐ国内第 2 の拠点として 2025 年に開設したイノベーションセンターです。CIC のアジア戦略「アジアとの強固なネットワークを創る」というビジョンのもと、アジアに最も近いグローバル都市である福岡・天神を拠点に選びました。福岡市は「アジアのリーダー都市」とも称され、地理的優位性や人口増加、持続的な経済成長といったダイナミズムを持つ九州最大の都市です。2012 年に全国初となる「スタートアップ都市・ふくおか宣言」を発表して以来、行政・産業界・学術機関が一体となり、スタートアップを支える都市づくりが進められてきました。
CIC Fukuoka はこの活気ある都市と連携し、国内外のスタートアップ、企業、投資家、大学、行政機関が交差し、共創と成長が生まれるハブとして、地域のイノベーションエコシステムの深化を担っています。