CIC(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ市、創業者CEO: Timothy Rowe)は、これまでCIC Tokyo(東京都港区虎ノ門、職務執行者: Timothy Rowe)が一機能として担っていた、ディープテックを中心としたグローバルスタートアップの成長支援及びエコシステム構築を専門に扱う事業を「CIC Institute」という新たな部署として発足致しましたので、ご報告致します。またこれに伴い、これまで平田美奈子と名倉勝の共同ゼネラル・マネージャー体制で運営してきたCIC Tokyoは平田が単独のゼネラル・マネージャーとして統括し、新設する「CIC Institute」 を統括するディレクターに名倉が就任致します。今後、CIC Insituteの体制増強を加速するとともに、より多くのスタートアップ・イノベーション関係のプロジェクト遂行を行っていきます。
【CIC Instituteとは】
CIC InstituteとはCIC、特にCIC Tokyoの、イノベーションエコシステム構築や、スタートアップ支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を担う新チームです。CIC Instituteは現在、多くの行政機関や大学関係のプロジェクトを遂行しており、スタートアップエコシステムの発展や、イノベーションを通じた経済発展に貢献をしています。
この新体制により、自治体等の行政機関や民間企業からの高まる需要に合わせ、より多くのプロジェクトを実行するため、CIC Instituteとしての組織基盤が構築されることとなります。CIC Tokyoを含むCIC全体と緊密に連携しイノベーション創出を促進する部門として、CIC Instituteは体制を拡充して参ります。CIC Instituteの主な事業は以下の通りです。
・スタートアップ成長プログラムの企画・運営
・ディープテックスタートアップ成長支援(個別のスタートアップへのメンタリング・海外のエコシステムとの接続等)
・業界特化型イノベーションコミュニティの構築
・スタートアップエコシステムの研究、政策提言及び行政機関支援
・イノベーション・スタートアップ関係のプログラム・イベント企画・運営
【メンバー】
CIC Instituteを構成するメンバーの多くは自然科学分野でのPh.D.又は海外の大学で学位を取得するとともに、多くのスタートアップ支援実績を持っています。また、行政機関での勤務経験をもつメンバーも豊富に所属しており、これまで国内の行政機関と多くのプロジェクトを実施してきました。シニア・アドバイザーとしてVictor Mulasが就任しており、国内外のスタートアップ・イノベーション関係の広いネットワークを持っていることもCIC Instituteの特徴です。主要メンバーの役職と学位は以下の通りです。
・梅澤高明(CIC Japan会長、東京大学法学部卒、マサチューセッツ工科大学MBA修了)
・名倉勝(Director、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(Ph.D.)、マサチューセッツ工科大学修士修了)
・加々美綾乃(Community Development Lead、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(Ph.D.)、マサチューセッツ工科大学修士修了)
・藤瀬里紗(Project Lead、シドニー工科大学博士課程修了(Ph.D.))
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