Inspire Talksは様々分野における最先端の研究・デザイン活動を紹介するカジュアルなトークイベントシリーズであり、コロナ禍においてはオンラインで開催をしていました。今回は講演者と関係者のみがCIC Tokyoに来場し、その様子を配信しつつ、オンライン視聴者からのコメントや質問を受け付けるハイブリット方式で開催しました。
今回のテーマは”Health Matters.”であり、デザインとヘルスケアに関するプロジェクトの3件の発表とパネルディスカッションが行われました。
バイオエンジニアリングを専門とする松永行子准教授(東京大学生産技術研究所)からは、患者の生活を支援するシステムに関するプレゼンがありました。
医療現場にデザインを取り入れる活動について、持続型エネルギー・材料統合センターの八木俊介准教授、DLX Design LabのFlora Weilは現在共同で進めている材料開発の医療応用の可能性について発表がありました。准教授
またロイヤル・カレッジ・オブ・アートからは、スタートアップを支援するInnovationRCAから生まれた医療系スタートアップ Flomark のファウンダー Jonathan Westがオンラインで発表しました。
4人のプレゼンの後には、登壇者が来場者とオンライン視聴者の両方からの質問に答える形でパネルディスカッションが行われました。大学の研究においてデザインがどのように活かされており、どのような教育が行われているのかといったことも話題になりました。
主宰:DLX DESIGN ACADEMY
DLX DESIGN ACADEMYは、東京大学生産技術研究所(Institute of Industrial Science: IIS)と英国ロンドンに位置する王立美術大学院大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art: RCA)との連携によって進められている教育プログラムです。RCAが持つデザイン・エンジニアリングの知見と、IISが持つ科学技術の知見に支えられた、「デザイン・イノベーション教育プログラム」を提供しています。
主催:一般財団法人生産技術研究奨励会
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