CIC Institute(本社:東京都港区虎ノ門、創業者兼CEO ティム・ロウ)は、一般財団法人未来医療推進機構(本社:大阪府大阪市、理事長:澤 芳樹)の「Nakanoshima Qross 創薬・実用化促進プログラム等支援事業」の一環として実施する「海外エコシステムブリッジ支援プログラム」において、米国ボストンエリアへの進出を支援する日本発の創薬・ライフサイエンス分野のスタートアップ 3 社を採択しました。
本プログラムは、米国ボストンをはじめとする世界のヘルスケアイノベーション拠点と直結し、海外投資家や製薬企業とのネットワーク構築、資金調達、事業戦略の強化を支援するものです。採択企業は、CIC Institute の国際的なネットワーク、特に米国ボストンエリアでのネットワークを活用し、日本発の技術を世界市場へ展開していきます。
また、CIC Institute を運営する CIC Japan は、日本生命保険相互会社との共同プロジェクトとして 2026 年春に「 Nakanoshima Qross 」に新拠点を開設予定です。今後も日本発イノベーションのグローバル展開を力強く後押ししてまいります。
各社のプログラム概要および今後の展望は、10 月 8 日(水)に横浜で開催される「Nakanoshima Qross Future Medicine Forum」にて発表予定です。
イベント詳細はこちら。
https://www.nakanoshima-qross.jp/news/2166/
【CIC Institute提供プログラム採択企業】
・株式会社FerroptoCure 代表取締役 大槻雄士 https://ferroptocure.com
・株式会社HOIST 代表取締役 柿沼千早 https://hoist-jp.com/
・株式会社抗体医学研究所 CEO 西村公男 https://integrin.jp/?page_id=246
「Nakanoshima Qross 創薬クラスターキャンパス事業 海外エコシステムブリッジ」について
一般財団法人未来医療推進機構(Nakanoshima Qross)では、厚生労働省「創薬クラスターキャンパス整備事業」に採択され、「Nakanoshima Qross 創薬・実用化促進プログラム等支援事業」として、スタートアップやアカデミアが有する創薬シーズの 実用化を促進し、日本の創薬力の再強化を目指します。
本プログラムの一環として、「海外エコシステムブリッジ支援」として、戦略的なサポートを通じてスタートアップ企業の海外展開を加速させるとともに、現地でのパートナーシップ構築を包括的に支援する取り組みです。本支援では、スタートアップの成長段階に応じた2つの支援枠(海外進出支援枠※1、海外戦略加速枠※2)を提供します。
海外進出支援枠※1では、Plug and Play および CIC Institute との連携により、海外のグローバルファーマ(製薬企業)や海外投資家との直接的な接点を構築する短期間(1週間程度)の集中プログラムです。このプログラムは、スタートアップが抱える海外連携パートナーの獲得、海外資金調達、海外事業展開、といった課題に対応することを目的としています。海外戦略加速枠※2では、具体的なパートナーとのコミュニケーションを通じて、現地での臨床試験計画や販売計画の策定の支援を目的としています。
プレスリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000130958.html
【 CIC Institute とは】
CIC Institute とは、イノベーションエコシステム構築や、スタートアップ、特にディープテック関連スタートアップの支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を担うチームです。CIC Institute は現在、多くの行政機関や大学関係のプロジェクトを遂行しており、エコシステムの発展やイノベーションを通じた経済発展に貢献をしています。今後も、自治体等の行政機関や民間企業からの高まる需要に合わせ、より多くのプロジェクトを 実行し、CIC Tokyo を含む CIC 全体と緊密に連携しイノベーション創出を促進する部門として活動していきます。