CIC Japan（本社：東京都港区、CEO：デニース・メドレンカ、以下「CIC」）が運営する Venture Café Fukuoka は、2025年12月11日、ONE FUKUOKA BLDG. SKY LOBBYにて、ピッチイベント 「ROCKET PITCH NIGHT FUKUOKA 2025」 を開催いたしました。
当日は、現地に350名以上が参加し、6カテゴリー・計44組の起業家が3分間ピッチを実施。国内外の投資家やスタートアップ支援者からのコメントも交え、会場は大きな熱気に包まれました。
来場者およびオンライン参加者の投票により、各カテゴリーから優秀者が１名ずつ選出され、CIC Fukuoka コワーキングスペース6ヶ月利用権が贈呈されました。
【受賞企業・団体（事業概要）】
・【ソーシャルインパクトの部】
株式会社ORARE (ヒトと地球にやさしい、100％天然の日本発スキンケアを世界へ届ける事業)
・【AI・ IT&ヘルスケアの部】
株式会社amoibe(仮想環境OJT × AIメンターによる、AI時代のエンジニア育成事業)
・【クリエイティブ×テクノロジーの部】
株式会社 BLOOMIN’KIDS(子供のアートを社会につなぎ、そこで生まれた価値を子どもに還元する事業)
・【スマートシティ＆フードの部】
OYASAI株式会社（都市型スマートユニットで、街のあらゆる場所に“畑”をインストールする事業）
・【ライフスタイルの部】
crystal insence (日本のお香文化を守るプロジェクト)
・【大学・学生の部】
わんわんワンヘルス (盲導犬を連れた視覚障害者の方が飲食店などの店舗に安心して入店できる社会を目指す課題解決プロジェクト）
Venture Café Fukuoka ディレクター 松尾雄介のコメント
福岡初開催となったROCKET PITCH NIGHT（通称「ロケピ」）は、盛況のうちに幕を閉じました。師走のお忙しい中ご来場いただいた皆さま、そして登壇者、スポンサー、運営関係者の皆さま、素晴らしい会場を提供してくださったONE FUKUOKA BLDG.に心より感謝申し上げます。
会場のコンセプトである「創造交差点」と、ロケピのスローガン「さぁ、仲間を集めよう」。この二つが共鳴し合い、起業家のピッチを起点として数多くの新しい出会いと共創の芽が生まれました。参加者同士の熱心な対話や具体的なアクションへと繋がる手応えを、強く感じています。
登壇者の緊張や悔しさ、そして歓喜。その全てを包み込み、応援しようとするオーディエンスの暖かい雰囲気。この一体感こそが、私たちVenture Caféのコミュニティの真骨頂です。Venture Café Fukuokaはこれからも挑戦者と共に走り続け、福岡、日本そしてアジアのスタートアップエコシステムの成長に寄与してまいります。また次回、新しい仲間と共に会場でお会いしましょう。
ピッチに加え、展示や交流を通じて新たな出会いが生まれる一夜となりました。
Venture Café Fukuokaは今後も、福岡、九州地域、そしてアジアのスタートアップエコシステムのさらなる発展に貢献してまいります。
Venture Café Fukuoka について
Venture Café は、2009 年に米国マサチューセッツ州ケンブリッジでスタートした非営利組織で、イノベーションを加速するためのコミュニティ形成を目的としています。現在、世界 15 都市で展開し、グローバルネットワークを活かしたプログラムを提供しています。 2025 年 4 月より、Venture Café Fukuoka は CIC Fukuoka が入居する ワン・フクオカ・ビルディング 内に拠点を移しました。毎週木曜日に、どなたでも無料で自由に参加可能な「Thursday Gathering」を同ビルの6 階スカイロビースクエアにて開催し、スタートアップや企業、行政、教育機関など、セクターを超えた交流を促進しています。
CIC Fukuoka について
CIC Fukuoka は、CIC Japan が東京に次ぐ国内第 2 の拠点として 2025 年に開設したイノベーションセンターです。CIC のアジア戦略「アジアとの強固なネットワークを創る」というビジョンのもと、アジアに最も近いグローバル都市である福岡・天神を拠点に選びました。福岡市は「アジアのリーダー都市」とも称され、地理的優位性や人口増加、持続的な経済成長といったダイナミズムを持つ九州最大の都市です。2012 年に全国初となる「スタートアップ都市・ふくおか宣言」を発表して以来、行政・産業界・学術機関が一体となり、スタートアップを支える都市づくりが進められてきました。
CIC Fukuokaはこの活気ある都市と連携し、国内外のスタートアップ、企業、投資家、大学、行政機関が交差し、共創と成長が生まれるハブとして、地域のイノベーションエコシステムの深化を担っています。
