CIC プレスリリース

Circular Economy:環境エネルギー領域における資源循環の実現を目指すスタートアップ募集開始

January 26, 2023
Circular Economy:環境エネルギー領域における資源循環の実現を目指すスタートアップ募集開始

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環境エネルギー分野のイノベーション創出を加速するため、CIC Tokyo及びU3イノベーションズが2021年9月に立ち上げた環境エネルギーイノベーションコミュニティ(以下「E&Eコミュニティ」という。)の実践型イノベーションプログラムの第二期1つ目の社会課題に取り組む参加者(スタートアップや研究者等)を募集します。

 

この実践型イノベーションプログラムは、特定の社会課題の解決に向けてスタートアップと大企業の協業機会を生み出し、さらには自治体、中央省庁、投資家、研究機関などのステークホルダーとの連携を加速するコミュニティ型のプログラムです。具体的には、E&Eコミュニティに参画する大企業Core Memberが取り組みたい課題やその解決のために求める技術領域などを提示し、課題解決への貢献が期待されるスタートアップや企業、研究者を募集します。選ばれた参加者はCore Memberとの協業可能性を探索し、Core Memberが提供する事業フィールドやアセットを活用、さらに自治体・中央省庁などとも連携しながら、社会実装に向けた実践の場を得ることができます。

 

この社会課題解決型のイノベーションプログラムは、一定期間、1つの課題(イシュー)に取り組み、毎期(1年間)ごとに2または3イシューの実施を予定しています。

 

(1) 社会課題

第二期(2022.09 – 2023.08)(Issue 4)

Circular Economy

〜環境エネルギー領域における資源循環の実現~

 

(2) 背景

世界の人口の爆発的増加、それに伴う資源・エネルギー・食糧需要の増大、廃棄物量の増加、ごみの処理における環境汚染などを背景に、持続可能な経済と環境を実現する為、世界各国でサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に注目が高まっています。世界経済の成長が加速し、資源・エネルギー・食糧の開発可能量や開発スピードに限界がある中、その大部分を海外に依存する日本にとって、これらの安定的確保は安全保障の観点からも特に大きな課題です。循環経済をめぐる国際的な状況や市場の変化を更なる成長のチャンスと捉え、「循環性」の高いビジネスモデルへの転換や事業活動の「資源効率性」の向上が求められています。

(3)テーマオーナー

「Issue 4: Circular Economy〜環境エネルギー領域における資源循環の実現~」では、以下のCore Memberがスタートアップとの協業に取り組みます。

 

  • Main Theme Owner: 東北電力株式会社
  • 株式会社INPEX
  • ENEOSホールディングス株式会社
  • 清水建設株式会社
  • 積水化学工業株式会社
  • 双日株式会社
  • 三菱電機株式会社

 

なお、本実践型イノベーションプログラムでは、上記のテーマオーナーとの連携に留まらず、他の大企業等との連携やVCパートナーとの対話など、思いもよらない展開につながる可能性があります。以降の(4)に示すような領域に留まらず今回のテーマに何かしらの可能性を感じる方は、是非ご応募ください。思わぬ協業を生む可能性がある、それがコミュニティ型の実践プログラムの特徴です。

 

(4)各テーマオーナーの課題感や求めるソリューション

①今回特に関心のある領域やサーキュラーエコノミーを実現する上で課題に感じているポイント

②求めるスタートアップ・テクノロジー・製品・サービス・研究開発成果等(協業募集ポイント)

 

  • ★東北電力株式会社
    • ① エネルギー関連事業に関わる廃棄物等(石炭灰、伐採木、流木、土砂など)の再資源化、リユース
    • ② 上記廃棄物等の「再資源化率の向上や再資源化に係るコスト低減」や「リユース」に資するアイディア、技術
  • 株式会社INPEX
    • ① 畜産糞尿や森林資源等、その他未利用材の有効活用に関してのボトルネックの解消
    • ② そうしたボトルネックの解消に貢献する革新的な技術やアイデア
  • ENEOSホールディングス株式会社
    • ① サーキュラーエコノミー ゴミ回収プラットフォームの構築(散的に排出されるゴミの回収効率がネック)
      ※ゴミの定義:一般的な可燃ゴミだけでなく、バッテリーやPVなども含める分
    • ② ゴミ回収効率化、リユース / リサイクル技術
  • 清水建設株式会社
    • ① 建設生産プロセスで発生するプラスチックの処理(サーマルリサイクル→メカニカルリサイクル)
    • ② サーキュラーエコノミープロジェクトの収益性に資するアイディア、技術
  • 積水化学工業株式会社
    • ① 蓄電池設備(主に家庭用)のリユース
    • ② 一般家庭の電気使用量の予測技術、リユース電池の販売スキーム、リユース電池の回収や再設置のロジスティクス
  • 双日株式会社
    • ① 食品循環資源活用による持続可能な農業・地域経済の実現
    • ② 事業系あるいは家庭系食品廃棄物のリサイクル(アップサイクル)関連技術(分別・収集~活用・商品販売にかけて、あるいは一部)、食品リサイクルにおけるライフサイクルアセスメント、食品リサイクルによる地域活性事業案(地域の特性を活かし地域に貢献できるような取組み)、循環型食品に関する消費者価値の向上
  • 三菱電機株式会社
    • ① 家電リサイクルで培った高度選別技術を保有しているが、当社だけではサーキュラーエコノミーを実現できない > 社会のインフラとして、各分野において経済的・効率的なサークルの構築
    • ② 様々な業界、業界のバリューチェンを現在、あるいは今後構成・実現するステークホルダー(企業・自治体)との連携
(5)実施内容
    1. 大企業からのスタートアップへの課題・提供リソース案の提示
    2. スタートアップや研究者など参加者によるピッチ
    3. スタートアップと大企業の協業検討
    4. Issue 4のプログラムを通したコラボレーション事例紹介

 

(6)応募資格
    1. スタートアップ的な成長を目指す企業であること。企業の中で新規事業を検討してる部門であること。起業を検討している者であること。又は技術シーズを持つ研究者であること。(国内外問わずで、海外スタートアップもウェルカムです!)
    2. 「Issue 4: Circular Economy〜環境エネルギー領域における資源循環の実現~」に関心を持ち、環境エネルギーイノベーションコミュニティのCore Memberをはじめとしたメンバーとの協業を希望していること。
    3. 2023年3月10日に開催予定のイベントにてピッチ登壇できる方(3月10日のスケジュールの確保をお願いいたします。時間は日本時間の18:00~20:00を予定しており、場所はCIC Tookyo(虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F)です。現地での参加が困難な場合は、オンラインでの参加も可能です)。
    4. 実践型イノベーションプログラムへの参加にあたり、事務局(CIC Toranomon合同会社及びU3イノベーションズ合同会社)の指示に従う意思があること。
    5. 連絡先及び提出資料について、本コミュニティのCore Member、大企業メンバー、VCパートナーに共有され、連絡を受けることに同意すること。

 

(7)スケジュール
  • 公募期間:2023年1月25日から2023年2月24日 23:59まで
  • Core Memberによる課題説明:2023年2月14日18:00-20:00
  • 採択通知:2023年3月上旬(予定)
  • 採択者によるピッチ:2022年3月10日(予定)
  • プログラム実施期間:2022年2月から2022年4月30日まで

 

(8)応募方法

以下の応募フォーム(Google form)よりご記入ください。(5分程度で簡単にご記入いただけます)

✅E&E Issue 4 Program 応募フォーム:https://forms.gle/vWDQco31hXue3kDV8

 

(9)お問い合わせ先

CIC Tokyo (名倉、藤瀬)

env-startups@cic.com 

 

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<環境エネルギーイノベーションコミュニティについて>

CIC TokyoとU3イノベーションズが立ち上げた環境エネルギーイノベーションコミュニティは、昨今のサステイナビリティやカーボンニュートラルへの関心の高まり、イノベーションによる社会課題解決の期待を背景として、イノベーション・エコシステムのステークホルダーが集い年間を通じて多様な活動をすることによるスタートアップの成長やスタートアップ・大企業・研究機関・行政機関等の協業を通じたイノベーション創出を行います。

具体的には、シンポジウムやマッチングといったイベントや、個別の社会課題を設定してそれに取り組むスタートアップと大企業が協業し活動を実施する実践型イノベーションプログラム等を通じ、スタートアップ、大企業、投資家、研究機関、地方自治体、中央省庁で構成される環境エネルギー分野のイノベーションクラスターを創出します。加えて、海外に多くの拠点を持つCIC Tokyoのネットワークを活かして海外のイノベーションクラスターと連携することにより、海外の情報収集やグローバル市場を獲れる新規ビジネスの創出を行います。

 

E&Eコミュニティーページはこちら:https://jp.cic.com/news/announce/ee_community/

 

現在コミュニティメンバー(スタートアップや起業家、研究者や企業の個人会員は参加無料)と協賛企業を募集中ですので、本コミュニティのプログラムについて詳しく知りたい方は、環境エネルギーイノベーションコミュニティ運営事務局(env-startups@cic.com)までご連絡ください。

E&Eコミュニティへの参加申込はこちら:https://forms.gle/ZPF4YbETp5VzGzZu8

 

【運営事務局について】

<CIC Tokyoとは>

CIC Tokyoは、2020年10月1日に虎ノ門ヒルズビジネスタワーの15階と16階(合計約6,000平米)にオープンした、国内最大級のイノベーションセンターであり、スタートアップ(起業間もない、急成長を目指す企業)を中心に250社以上の企業や団体が入居できる広大なワークスペースと、ビジネスの成長とグローバル展開を加速するためのコミュニティやサービスを提供します。

CIC Tokyoに入居するスタートアップ企業は、自由な雰囲気の中、オフィススペースや多彩な共用スペースが利用可能です。加えて、イノベーションコミュニティへの様々な形での参画が可能となり、エコシステム内のキープレイヤーと新たな関係性を構築することができます。また、CIC Tokyoをゲートウェイとして、グローバル拠点へのアクセスが容易になります。CIC Tokyoでは2020年10月のオープン以降2021年7月末までにスタートアップやオープンイノベーションに関係のある130件を超える様々なイベントを開催しており、多くの方が集う場所になっています。

 

<U3イノベーションズとは>

U3イノベーションズは、エネルギーを中心とする社会システム領域に特化して、スタートアップと共に新たな事業創出と成長を目指す実践者集団です。私たちが実現したい新しい社会システム(Utility3.0)の担い手になると期待されるスタートアップに対して、投資やCxOの派遣などあらゆる方法を通じて、文字通り二人三脚で成長を目指します。

対象はエネルギー産業に限らず、モビリティや水、農業、住宅などと産業横断での事業創出を目指しています。 既に複数のスタートアップの経営に当社メンバーが参画しており、並行してスタートアップ投資や協業に向けたジョイントベンチャー設立などの協議も進めています。

多様な価値観を包含する持続可能な未来を実現するため、エネルギー供給を超えた新しい社会システムであるUtility3.0というコンセプトを初めて世に示した、2017年出版の「2050年のエネルギー産業 Utility3.0へのゲームチェンジ」。この書籍の共著者である竹内純子、伊藤剛の2人により、U3イノベーションズは2018年に創設されました。

Application Guideline

 

In order to accelerate innovations happening in the field of energy and environment, the Energy & Environment Innovation Community (hereinafter referred to as “the E&E community”), has been launched by CIC Tokyo and U3 Innovations in September 2021. We are seeking applicants (startups, researchers, etc.) to work together on the second social issue of the E&E innovation program.

 

This practical innovation program creates opportunities for collaboration between startups/researchers and corporations to solve specific social issues, and also accelerates collaboration with stakeholders such as local governments, central government agencies, investors, and research institutions. Specifically, Core Members of large companies participating in this community present the issues they want to tackle and seek startups, companies, and researchers who are expected to contribute to solving these issues together. Selected participants will be able to explore the possibility of collaboration with Core Members, for example, utilize the business fields and assets provided by Core Members, and collaborate with local governments and central government agencies to gain practical opportunities for social implementation.

 

This “social issue-solving innovation program” will work on one issue for a certain period of time, and it is planned to implement two or three issues in one year.

 

  • The fourth social issue (YEAR 2: Issue 4)

Circular Economy~Realization of resource circulation in the energy & environment area~

 

  • Background

Due to the explosive growth of the world’s population, the accompanying increase in demand for resources, energy, and food, the increase in the volume of waste, and environmental pollution caused by waste disposal, countries around the world are increasingly focusing on the realization of a circular economy in order to achieve a sustainable economy and environment. As the global economy grows at an accelerating pace and there are limits to the amount and speed of resources, energy, and food that can be developed, securing a stable supply of these resources is a particularly important issue from the perspective of security for Japan, which is largely dependent on overseas resources. The international situation and market changes in the circular economy are seen as an opportunity for further growth, and a shift to business models with high “circularity” and improvement of “resource efficiency” in business activities are required.

 

  • Theme owners

In “Issue 2:Nature x Technology 〜Nature Based Carbon Neutral Solution〜”, the following Core Members will work with selected applicants;

 

 

Note that this E&E innovation program is not limited to collaboration with the above theme owners, but may lead to unexpected encounters, such as collaboration with other large companies and VC partners, etc. If you feel that this theme has some potential beyond the areas shown in (4) below, please do not hesitate to apply. The possibility of unexpected collaboration is a power and attractiveness of community-based innovation programs.

 

  • Challenges & issues to the circular economy and solutions required by each theme owner

① Areas of particular interest in this theme and points that each theme owner feels are challenges in realizing the circular economy

② Startups, technologies, products, services, research outcomes, etc. that each theme owner are seeking (points for collaboration)

  • ★ Tohoku Electric Power Co., Inc. 
    • ① Recycling and reuse of energy-related waste (coal ash, logging, driftwood, earth and sand, etc.)
    • ② Ideas and technologies that contribute to the “improvement of recycling rate and cost reduction for recycling” and “reuse” of the above wastes, etc.
  • INPEX Corporation
    • ① Eliminate bottlenecks in the effective utilization of livestock manure, forest resources, and other unused materials.
    • ② Innovative technologies and ideas that contribute to resolving such bottlenecks
  • ENEOS Holdings, Inc.
    • ① Circular Economy: Establishment of a garbage collection platform (bottleneck is the inefficiency of collecting garbage generated sporadically)

*Definition of garbage: the portion that includes not only general combustible garbage but also batteries, PV, etc.

  • ② Trash collection efficiency, reuse/recycling technology
  • Shimizu Corporation
    • ① Treatment of plastics generated in the construction production process (thermal recycling → mechanical recycling)
    • ② Ideas and technologies that contribute to the profitability of circular economy projects
  • Sekisui Chemical Co., Ltd.
    • ① Reuse of storage battery facilities (mainly for household use)
    • ② Technology for predicting electricity consumption in general households, sales schemes for reused batteries, and logistics for collecting and reinstalling reused batteries
  • Sojitz Corporation
    • ① Realization of sustainable agriculture and local economies through the use of recyclable food resources
    • ② Technology related to the recycling (upcycling) of business or household food waste (from sorting and collection to utilization and product sales, or part of it), life cycle assessment in food recycling, regional revitalization project proposals through food recycling (initiatives that can contribute to the region by taking advantage of regional characteristics), and enhancement of consumer value related to recyclable food products
  • Mitsubishi Electric
    • ② Advanced plastic sorting technology to realize circular economy

 

  • Contents of the program
      1. Presentation of issues and proposed resources to be provided to the startup by theme owners
      2. Pitches by selected applicants such as startups or researchers, a new business division of corporate, etc.
      3. Consideration of collaboration between applicants and large companies
      4. Introduction of collaboration examples through the Issue 4 program
  • Eligibility
    1. You must be a company aiming for startup growth, a division of a company considering new business, a person considering starting a business, or a researcher with technology seeds. (Both domestic and overseas startups are welcome!)
    2. You must have an interest in “Issue 4: Circular Economy~Realization of resource circulation in the energy & environment area~” and wish to collaborate with Core Members and other members of the Energy & Environment Innovation Community.
    3. You must be able to pitch at the event scheduled to be held on March 10, 2023 (Please secure your schedule to speak at the pitch event. The time will be 6:00 – 8:00 pm JST and the location is CIC Tokyo (Toranomon Hills Business Tower 15F). If it is difficult for you to attend on-site, you can also attend online).
    4. Participants must be willing to follow the instructions of the secretariat (CIC Toranomon and U3 Innovations) to participate in the E&E innovation program.
    5. Agree to have your contact information and materials shared with and communicated to Core Members, Corporate Members, and VC Partners of this community.

 

  • Program Schedule
  • Application Period: January 25, 2023~February 24, 2023 11:59 pm JST
  • Proposal Presentation by Core Members: February 14, 2023, 6:00 – 8:00 pm JST
  • Notification of selected applicants to participate the pitch event: Early March 2023 (tentative)
  • Pitches by selected applicants: March 10, 2023
  • Program implementation period: February 2023 to April 30, 2023

 

  • How to Apply

Please fill out the following application form (Google form). (It will take about 5 minutes to fill out)

✅E&E Issue 4 Program Application form:https://forms.gle/vWDQco31hXue3kDV8

 

  • For inquiries

Please contact, CIC Tokyo (Masaru, Lisa)

env-startups@cic.com

<About Energy & Environment Innovation Community>

The Energy & Environment Innovation Community was launched by CIC Tokyo and U3 Innovations in August 2021. With the background of the recent increase of attention and interest in sustainability and carbon neutral, and the expectation of solving social issues through innovation, the community aims to create innovation through the growth of startups and collaboration among startups, large companies, research institutions, and government agencies by gathering stakeholders in the innovation ecosystem and conducting various activities throughout the year.

 

Specifically, we will create an innovation cluster in the energy and environment field consisting of startups, large companies, investors, research institutions, local governments, and central government agencies through events such as symposiums, meetups, networking, and matchmakings, as well as E&E innovation programs (community type acceleration programs) in which startups and large companies collaborate to address specific social issues. In addition, by utilizing CIC Tokyo’s network of overseas offices and collaborating with overseas innovation clusters, we will gather information from overseas and create new businesses that can capture the global market.

 

You can check more info of the community (events, community activities, etc.) from here:https://jp.cic.com/news/announce/ee_community/

 

We are currently looking for community members (free of charge for individual members of startups, entrepreneurs, researchers and companies) and sponsors (large corporate), so if you are interested in learning more about the programs of this community, please contact the Energy & Environment Innovation Community Secretariat (env-startups@cic.com).

 

You can apply to join the community for filling out this form:https://forms.gle/MkdMRPYzJrwf7rmu5

 

<About the Energy & Environment Innovation Community Secretaria>

CIC Tokyo

CIC Tokyo, which opened on October 1, 2020 on the 15th and 16th floors of Toranomon Hills Business Tower (approx. 6,000 square meters), is one of the largest innovation centers in Japan. It offers a vast workspace that can accommodate more than 250 companies and organizations, mainly startups (companies that are just starting out and aiming for rapid growth), as well as communities and services to accelerate business growth and global expansion.

Startup companies moving into CIC Tokyo will be able to use office space and a variety of common spaces in a free atmosphere. In addition, they will be able to participate in the innovation community in a variety of ways and build new relationships with key players in the ecosystem. CIC Tokyo has hosted more than 130 events related to startups and open innovation since its opening in October 2020 until the end of July 2021. CIC Tokyo has become a gathering place for many people.

 

U3 Innovations

U3 Innovations is a group of practitioners who aim to create and grow new businesses together with startups, specializing in the social systems field, especially energy. 

We aim to create businesses not only in the energy industry, but also in mobility, water, agriculture, housing, and other industries. Our members are already participating in the management of several startups, and in parallel, we are discussing the establishment of joint ventures for startup investment and collaboration.

In order to realize a sustainable future that encompasses diverse values, the concept of Utility 3.0, a new social system that goes beyond energy supply, was first presented to the world in “The Energy Industry in 2050: Game Change for Utility 3.0,” published in 2017. U3 Innovations was founded in 2018 by two of the book’s co-authors, Sumiko Takeuchi and Takeshi Ito.