ライフサイエンス領域のトップ技術シーズを実用化へ「Science2Startup(S2S)Japan」公募開始
CIC プレスリリース
「Science2Startup(S2S)Japan」公募開始ライフサイエンス領域のトップ技術シーズを実用化へ

 

AN Ventures(本社:東京/サンフランシスコ、代表:ホーン川嶋 健)、CIC Institute(本社:東京都港区虎ノ門、職務執行者: Timothy Rowe​​)、デライト・ベンチャーズ(本社:東京都渋谷区円山町、代表:南場 智子)、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長:郷治 友孝)、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(本社:東京都中央区日本橋室町、理事長:岡野栄之)は、ライフサイエンス領域のトップ技術シーズを実用化に繋げるためのプログラム「Science2 Startup (S2S) Japan」を実施します。

本プログラムを通じて、日本で生まれた世界レベルの技術シーズを、アカデミア発の技術シーズのスタートアップを通じた医薬品等としての実用化の数々の実績を有する世界のトップ投資家とのセッションを通じて、世界市場での一早い実用化に繋げます。

この度、本プログラムに参加するライフサイエンス領域の研究者・スタートアップの募集を開始いたしますので、ライフサイエンス領域のシーズを有する研究者やアーリーステージのスタートアップの皆様はぜひご応募ください。

 

【S2S Japanの特色】

日本の世界レベルの技術シーズの可能性を最大限引き出すため、本プログラムのファイナリストは下記の機会を得ることができます。

  • 米国トップ投資家との個別セッション
  • 投資家・製薬企業等が出席するシンポジウムでのプレゼンテーション
  • シンポジウム参加者との交流

 

【サポーターからのコメント】

東京大学大学院理学系研究科 菅裕明教授

「グローバル規模なビジネスに発展するバイオベンチャーを日本から生み出すためには、海外VCに投資されるようなベンチャーを育てる必要があります。Science2Startup Japanを活用して、海外で市場を獲得できるベンチャーが生まれるように応援しています。」

立教大学理学部生命理学科 末次正幸教授

「オリシロジェノミクスの起業、そしてモデルナによるM&Aを通じて私たちのアカデミアの研究の成果をいち早く患者さんに薬を届ける道筋をつくることができました。Science2Startup Japanが、社会にインパクトを与えたいと考えているアカデミア研究者の社会実装の選択肢を増やすことができるよう応援しています。」

 

【プログラム詳細・応募はこちら】

https://s2s-japan.com/

 

【プログラム参加申し込み締切】

2024年4月30日(火)23:59

 

【応募説明会】

日時:2024年3月19日(月)17:00~18:00

場所:CIC Tokyo

開催形式:ハイブリッド(現地・オンライン)

参加申し込み:https:// s2sjapan-infosession0319.peatix.com

 

【S2S Japanとは】

Mission: Connecting world-class science in Japan with top global investors

我々のミッション:日本の世界レベルのサイエンスと世界のトップ投資家をつなぐ

S2S Japanは、ライフサイエンス領域の日本のトップ研究者の技術シーズを医薬品等として実用化するためのプランをグローバルの投資家とともに磨き込み、招待者限定のシンポジウムで投資家、製薬会社、起業家、研究者、大学関係者等に対しプレゼンテーションを行うプログラムです。

S2Sは、2018年にボストンのトップ投資家により開始されたプログラムで、スタートアップを通じたアカデミア発の技術シーズの医薬品としての実用化を推進するためのノウハウを世界各地の研究者に共有することを目的とした社会貢献活動として運営されています。これまでに世界中のトップ研究者が参加し、経営人材や投資家とのネットワークを深め、13社以上のスタートアップの起業に結びついています。S2S JapanはS2Sの運営者との連携のもと運営されています。

 

【なぜS2S Japanを実施するのか?】

日本には、多くの疾患の患者さんを救うポテンシャルを秘めた世界レベルの技術シーズが数多くあります。しかし、これらの技術シーズをスタートアップを通じて医薬品等として開発し、臨床の現場に届けるためのエコシステムが十分に整っていません。一方、米国には、スタートアップを通じてアカデミア発の技術シーズを医薬品として最短で開発していくことを可能とする先進的なエコシステムがあります。 

 

S2S Japanは、応募者に対して、米国のトップレベルのVCから上記のノウハウを得る機会を提供し、その成果を投資家・製薬企業等の各ステークホルダーが参加するシンポジウムで発表いただくことで、日本のエコシステムの発展に貢献することを目指します。

 

【問い合わせ先】

info@s2s-japan.com

 

【S2S Japan創設者/S2S Japan 運営】

 

AN Ventures

www.an.vc

ANベンチャーパートナーズ(ANV)は東京とサンフランシスコを拠点とするバイオベンチャー・キャピタルです。ANVは、日本からサイエンスのシーズを発掘し、世界的なバイオテクノロジー企業を育成することに注力しています。詳しくはwww.an.vc をご覧ください。

 

 

 

UTEC(東京大学エッジキャピタルパートナーズ)

https://www.ut-ec.co.jp/

株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)は、2004年の創業以来、東京大学をはじめとするアカデミアとの連携のもと、累計約850億円となる5つのベンチャーキャピタルファンドを運営し、優れたサイエンス・テクノロジーに立脚し、グローバルな市場や課題に答えるポテンシャルを有する企業を創業前を含むアーリーステージからハンズオン支援する投資戦略を掲げています。これまでに国内外のスタートアップ等約150社に対して投資し、一貫したハンズオン支援を行い、ペプチドリーム(東証IPO)、オリシロジェノミクス(M&A)、908 Devices(NASDAQIPO)など、IPO20社、M&A等20社の実績を有しています。

デライト・ベンチャーズ

https://www.delight-ventures.com/起業家・南場智子と起業や経営経験のあるメンバーが立ち上げた独立系のベンチャーキャピタルです。実務経験に基づいた圧倒的な起業家ファーストの支援を通して、大きな課題解決に挑戦する起業家が世界で活躍できるよう全力で応援します。

CIC Institute

https://jp.cic.com/institute/#community-institute

CIC Instituteは、日本最大級のイノベーションセンターであるCIC Tokyoの、イノベーションエコシステム構築や、スタートアップ支援における知見を活かし、政府や地方自治体、大学などと連携しグローバルに成功を収めることのできるスタートアップの成長支援や、エコシステム構築業務を担うチームです。CIC Instituteを構成するメンバーの多くは自然科学分野でのPh.D.又は海外の大学で学位を取得するとともに、多くのスタートアップ支援実績を持っています。CIC Instituteは現在、多くの行政機関や大学関係のプロジェクトを遂行しており、スタートアップエコシステムの発展や、イノベーションを通じた経済発展に貢献をしています。

LINK-J( 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン)

https://www.link-j.org/

LINK-Jは、再生医療・個別化医療・創薬 ・医療機器・ヘルスケアITをはじめ、予防・未病・健康長寿など広義のライフサイエンス研究・産業にかかわる世界の人々や情報が交流できるようなプラットフォームを、東京・日本橋を中心に構築していきます。この分野の人々が「集 まる」「つながる」ための「交流・連携」事業と、そのなかで生まれたアイデアやイノベーションが「育つ」「はばたく」ための「育成・支援」事業により、日本、ひいては世界のライフサイエンス産業の活性化、イノベーション創出の促進をすることで、人々が健康で豊かに暮らせる社会の実現へ貢献していきます。LINK-Jは、イノベーション創出のためのエコシステム構築を目指して、交流・連携、育成・支援を行っています。様々なイベント・プログラムを提供することで、ベンチャー企業、大企業、アカデミア、VCなどライフサイエンス領域におけるプレイヤーを有機的につなぎ、アイデアやシーズの事業化、実用化をお手伝いします。