開催レポート「AW legal consultation @CIC vol.2 『基礎から学ぶ英文契約書』」 第2回目となる、AsiaWise法律事務所との共催オンラインセミナーのテーマは「英文契約書」。グローバルに展開するビジネスを考えている方など、幅広い方を対象としたセミナーとなりました。
CICからのお知らせ

1月25日、AsiaWise法律事務所とCIC Japan合同会社共催の「AW legal Consultation@CIC」は、「英文契約について教えて欲しい!」というリアルな声から企画されました。

オンラインで開催された本セミナーには250名が参加。AsiaWise法律事務所には、事前に英文契約書の悩みについての質問が寄せられており、その質問に基づいて内容を構成いただきました。今回も、初心者の方も気軽に参加できるよう、英文契約の内容や読み方、実務的な留意点について、ごく基礎的なところからわかりやすく解説いただきました。

まず、冒頭に強調されたのが、英文契約書に苦手意識があるからと言って、法務部に丸投げしたり、内容を理解しないで使用しないこと。ビジネスの核をしっかり法務の方に伝えることの大切さを訴えられました。

例えば、英文が苦手な方が実践できる英文の読み方として、主語、動詞、”if”の3つを押さえて内容を理解するというテクニックや、クロスボーダーの契約の際の注意すべき文化の違いについての説明あありました。

また、事前アンケートで質問が多かった準拠法や紛争解決条項について、セミナー中盤、オンライン参加者からの投票を行うなどの工夫をしながらご説明いただきました。

セミナー終盤では、久保弁護士が推薦する英文契約を解説する書籍や文献の紹介や数多く寄せられた質問に次々とお答えいただくなど、視聴者の参考になるセミナーとなりました。

リアルな悩みに対してわかりやすく解説いただける本セミナーの第2回目も、CIC Tokyoの入居者だけでなく、幅広いビジネスマンにとって、永久保存版のセミナーになったかと思います。

第3回目は今回の続編として、英文契約書に関する解説セミナーを開催する予定です。

第1回セミナー開催レポート:「Asia Wise legal consultation @CIC vol.1『基礎から学ぶ電子契約の実務』」