CIC Tokyo(本社:東京都港区虎ノ門、職務執行者: Timothy Rowe、以下「 CIC」)とU3イノベーションズ合同会社が運営する環境エネルギーイノベーションコミュニティ(E&Eコミュニティ)は、アクサ・リアル・エステート・インベストメント・マネージャーズ株式会社(アクサREIM)と共同で、「リバーシティESGプロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは複数の有力なスタートアップが参画し、東京都月島エリアにある大規模マンションにて、不動産のESG価値の向上を目指した最先端技術を実装する取り組みを行っています。また、11月28日(月)には、その取り組みを公開するメディア見学会を開催し、各社が提案するソリューションのデモンストレーションツアーを行いました。本見学会には、報道関係者8社、事業会社や自治体5社をお呼びし、NHKやテレビ東京では即日その様子が取り上げられました。
左から、レコテック株式会社 大村氏、Nature株式会社 和田氏、株式会社GOYOH 伊藤氏、株式会社komham 栗崎氏
左:E&Eコミュニティの全体説明、右:株式会社GOYOHの取り組み紹介
右:レコテック株式会社、中央:Nature株式会社、左:株式会社komhamの取り組み紹介
アクサREIMが保有するリバーシティ21イーストタワーズ(東京都中央区佃2丁目)を対象に、環境エネルギー分野で先進的な取り組みを行う複数のスタートアップの力を借りて、同不動産のESG価値の向上を推進するプロジェクトです。
<導入されたスタートアップの技術(例)>
Natureは「自然との共生をドライブする」をミッションに、IoTプロダクト「Nature Remo」 「Nature Remo E」を活用し、再生可能エネルギーへのシフトの実現を目指しています。リバーシティ21の実証ではタワーマンションのエネルギー使用量の可視化に取り組んでいます。
生ごみを堆肥化せず高速分解可能な「微生物群:コムハム」と、太陽光で自立駆動可能な「スマートコンポスト」を用いて、新たなごみ処理インフラを構築します。本取り組みでは、リバーシティ21 の「生ごみを運ばず・燃やさない住宅化」の実現に向け、弊社製品をシェアリングコンポストとして試験導入します。
リバーシティ21 イーストタワーズ にて、居住者とビルオーナーとコミュニティが連携し、不動産から脱炭素や社会価値を生み出すための、行動変容、不動産価値の最適化、社会的インパクトなどを実現するサービス「EaSyGo」を運営しています。
規格外で捨てられてしまう野菜も有効活用したい、そんな思いで開発してきた野菜粉末化技術。野菜を栄養成分そのままに粉末化する技術を用いて、栄養をぎゅっと濃縮した低カロリースナック ”Vegemin Stick”を提供しています。
資源循環プラットフォーム”POOL”を活用し、リバーシティ21 イーストタワーズの居住者から排出される廃棄物を可視化/分析します。現在の廃棄物の処理方法よりもさらに高度なリサイクル手法を検討すると共に、処理にかかるCO2排出量も算定し、脱炭素化に向けた手法を提案する予定です。
https://www.crust-group.com/jp
よりサステイナブルな社会の実現を目指し食糧問題に果敢に取り組んでいます。日本国内で食品ロスとなってしまったパンをアップサイクルしてうまれたサステナブルなラガーを作っています。楽しく、おいしく飲むだけで、地球にも優しくなれる1本です。
E&Eコミュニティは、CIC TokyoとU3イノベーションズが2021年9月に合同で立ち上げた環境エネルギー分野に特化したイノベーションコミュニティです。昨今のサステイナビリティやカーボンニュートラルへの関心の高まり、イノベーションによる社会課題解決の期待を背景として、イノベーション・エコシステムのステークホルダーが集い年間を通じて多様な活動をすることによるスタートアップの成長やスタートアップ・大企業・研究機関・行政機関等の協業を通じたイノベーション創出を行います。2022年11月時点で、700名を超えるメンバーが所属するコミュニティへと成長し、スタートアップや事業会社、自治体などさまざまなプレイヤー間でのコラボレーションが数多く生まれています。
E&Eコミュニティについて:https://jp.cic.com/news/announce/ee_community/
CIC Tokyoは、2020年10月に虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階と16階にオープンした、世界に繋がるイノベーションの発信地です。現在の入居社は200社以上、これまでに開催したイベントは200を超えました。
スタートアップのグローバルでの成長を支えていくとともに、世界中のイノベーター・投資家・企業が高密度に集うイノベーション・コミュニティを創出することで、単なる「オフィススペース」ではなく、有望なスタートアップ企業が必要な時に必要なサポートを受けることができ、次々とイノベーションが起こっていく環境を目指しています。